英検は3級より面接があります。こちらでスピーキング能力を図っています。4級、5級もスピーキングテストを2015年より開始していますが、こちらは現状独立しており未受験でも各級の合格は認定されますので少し位置づけが異なっています。
英検HPに面接の内容も掲載されているのでご参照いただきたいのですが、基本的には何をすべきか理解してしっかり準備すれば合格には届く内容です。準1級、1級あたりは自由度が上がるのでプラス即興で自分の意見を組み立てる必要がありますが、それでもスピーキングに自信が無い話者であればテンプレに肉付けするといった準備方法が効果的です。
”型に沿ってしゃべる”ことは一見マイナスの印象ですが、極端なことを言えばネイティブ話者も”大量の型を極めた”だけのことです。型を覚えたからこそ相互に意味が通じる範囲での応用がききます。そのことからもスピーキングは決まった言い方、答え方を覚えることから始まると考えます。
少し話が逸れましたが、英検準備をするにあたって少しではありますがアウトプットの必要性に気付けることは大きいです。テンプレにささやかでも自分のテイストを入れることでしっかりとした自分の意見になります。それを相手に伝えることができたという達成感を与えることは語学学習において早い段階でも可能ですし、必要です。
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