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執筆者の写真濱田 実

#4 2021.10.21 TOEIC について①

更新日:2022年1月13日

今回はTOEICについてです。

実のところここのところ受験はしていません。最後の受験は2014年のリスニング、リーディングでスコアは970点(L495 R475)で、こちらが私が取った最高点です。人生で3回の受験経験があります。満点を取れたらもちろん良かったのですが、現状では再受験の予定はありません。


TOEICの良いところは”実践的な英語能力を身に着けるための良い指標”になるということと考えています。


日本人であり、国内で学生時代を過ごした人々の多くはいわゆる受験英語を学んでいます。例えば小さいころには英会話の勉強をした方でも中学、高校にあがるにしたがって結局は受験英語にフォーカスして英会話から離れてしまうケースがほとんどかと思います。

そこから再度コミュニケーション向けに修正する際の目標としてTOEICのスコアを良いモチベーションとするのです。


私自身いわゆる学校英語、受験英語の良さを充分理解しています。ただ、それだけだとコミュケーションを図るには十分でなかったという経験もしています。何が足りないのかはまた別の機会に詳しく話す機会を設けたいと思いますが、端的には瞬発力と有用性の欠如といえます。

学校英語は英文をしっかり読むことだけで止まってしまっており、簡単な文章をスピードをもって理解する学習はしません。受験英語の特に難関校の語彙などは日常会話ではほとんど必要ないものもあり、難しい文章をしっかり読ませる方向に行きがちだと考えます。これは日常会話の習得とは違う方向性です。


その点、ある程度英語力があるとみなされるTOEIC700点を達成するのにそこまで高度な語彙力、文法力は必要ありません。それよりもシンプルな内容をスピードをもって処理できる能力が必要です。そしてこれは対面での英語コミュニケーションに不可欠なものです。


TOEICは全てマークシートの選択問題ですので、細かいミスは問われませんし、何より日本語訳をしてくださいといった問題がありません。もちろんスペルミスも気にする必要はありません。英語を音声と文章で理解できれば良いのです。この英語学習におけるベクトル変換ができる点がTOEICの良い点だと思います。個人的にTOEICで700の(L/Rバランス良く)レベルまで持ってこれれば、英語の基本的な能力があり、目標達成の先ずはスタートについたと言えるかなーと思いますので、具体的な目標が無い方はこちらを先ずは目指してみていただければと思います。英語で何をするにしても良いはじめの一歩となります。ただ間違ってもそこで満足しないでください。














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