ポイントは以下です。
① 語彙を増やす
② 英語の語順で理解できるようにする
③ 日本語での知識を増やす
リーディングだけでなく、リスニングでも同様ですが、理解できる語彙の割合が少なくなればなるほど理解が難しくなり、ひいては理解不可能になります。ですのでまずある程度の語彙力を高めることは当然ながら(残念ながら、、)必須です。
リスニングと同様とは書きましたが、例えば同一のテストの中ではリスニングテストの語彙の方がリーディングテストの語彙より簡単です。もちろん通常の生活でもいわゆる話し言葉より書き言葉の方が難しい表現が多いかと思います。そのためシンプルに語彙力という観点ではリーディングの方がより高度なものを要求されることとなります。(繰り返しですが、あくまでも同一テストの中ではです。)
例えばですが、英検HPの1級過去問を参照してみてください。リスニングのスクリプトとリーディング問題を比較してみてください。もちろん話し言葉への取っつきやすさもあるかと思いますが、リスニングスクリプトにおいてはある程度アカデミックな内容でも語彙的に特に難しさを感じないと思います。
ということで、リーディングではリスニングセクション以上に語彙力が重要になることを先ずはご理解ください。
ただしですが、リーディングにおいてはわからない言葉があっても文脈から推定できることがままあります。また、テストではもちろん制限時間はありますが、リスニングと異なりある程度自分のペースで読み進めることができますので、その気持ちの余裕も理解への手助けになるかと思います。リスニングが苦手な方は必要以上に緊張してしまうことで本来わかるはずの内容でも失敗してしまうようです。読み直しができるリーディングではその心配は軽減されます。
あたり前なのですが、リーディングを伸ばすには先ずは語彙力増強が必須です。楽しみながら語彙増強に励みましょう。覚え方のコツについてはまた別の機会に触れたいと思います。
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