top of page
検索
  • 執筆者の写真濱田 実

#21 2021.12.1 英語教材について②

更新日:2022年1月13日


前回申し上げましたとおり、英語教材(今回は紙媒体のテキストについて話しています)を選ぶ前に、はたして何を強化したいのかはっきりさせる必要があります。これは至極もっともなことかと思います。


ただですが、これは意外と難しいことだったりします。例えばTOEICでリスニングが壊滅的にできない方がいたとします。であるとTOEICコーナーに行きTOEICリスニング強化!の本を買えばいいのかというとそうでない可能性もあります。


リスニングができない理由には様々あるからです。語彙、文法理解が足りていない、前から理解する訓練ができていない、英語のリンキングに慣れていないなどなど。学習者の状況において適切な学習をしてあげないと学習効率が悪いですし、下手をするとまったく向上しない可能性もあります。先ずはできなかった問題をひとつひとつ確認しながら何がわかったら、正解できたのか確認してみましょう。面倒ですが、実は一番の近道です。


高校生以上位の学習者であればこのあたりの分析はある程度個人でできると思いますので、できるだけ自分の弱点を分析してからそれに対応する書籍にあたってください。現在の自分の位置を知り、目標との差をはっきりさせることで課題を把握しましょう。


ただ初級者については弱点のあぶりだしが難しいと思います、その場合にはある程度全般的に対応した書籍(例えばTOEIC全解説などとうたっている書籍)を先ずは選んでみてください。そちらに取り組む中でよりピンポイントでフォーカスすべき範囲がわかってくるかと思います。


注意点ですが、そのような先ずは全体を網羅する系の参考書を使用する際も常に自分自身の課題を考えながら取り組むことです。書籍はあくまでも大勢の読者を仮定して書かれていますので、個々人の具体的な弱点を細かくケアしてくれるわけではありません。それを理解したうえで利用する必要があります。

#英語学習

#英語教材

#英検

閲覧数:17回0件のコメント

最新記事

すべて表示

タイのバンコクでは予想通り長居をしてしまいました。 長期滞在するにはいくつか条件があるかと思いますが、先ず大事なのはやはり食事かなと思います。タイ料理は私には口に合いました。ただこれはほぼアジア全域に言えるかと思います。他気分転換に日本食、マクドナルドなどのファーストフードもありますのでそれも食べましたが。。 後はもちろん暇つぶしができることです。私は貧乏性からか、だらだら過ごすことについては数日

タイのカオサン通りにやってきました。当時はとても有名なバックパッカーの聖地でした。なぜかといいますと、要は貧乏旅行者に必要なものが全てそこにあります。安宿、安い食堂、カフェ、お酒、旅行会社など、10ドルあれば3食、宿が充分賄えました。 ただしタイを味わいたいとするとエリアとしてはちょっと違うかなというところです。ただ一度覗いてみて欲しいエリアではあります。 宿の多くは1階にカフェが併設されており、

マレーシアのバタワースから、タイのバンコクまで一気にマレー鉄道にて移動しました。(正確にはマレーシア内のみそう呼ぶのかもしれません)熱気にやられ、到着時は正直ぐったりでした。 とはいえ、バンコクの中心に位置するホアランポーン駅に到着です。現在では使用が制限されているなど役目を終えようとしていますが、バリバリに頑張っていた当時は活気があり、かつ歴史を感じさせる駅でした。 さてバンコクの宿ですが、宿の

bottom of page