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#33 2021.12.29 英検1級勉強法 リーディング編①

執筆者の写真: 濱田 実濱田 実

更新日:2022年1月13日

英検についてばかりで申し訳ないのですが、受験後すぐのタイミングの方が良いと思いますので、いくつか気づきも含めてこれから何回かに分けて記載します。学習スタイルは個々人別ですし、現在の英語力にも左右されますのですべてがあてはまるわけではもちろんありません。が、やはり王道的な勉強法はあると考えていますのでうまく取り入れてみていただければと思います。


今回の準備にあたってのテーマは”特別なことをしない”でした。皆さん英検1級を受けようと考えている方は、普段から習慣的に英語に触れる環境にある方かと思います。その普段のスタイルを崩さずに準備するといったアプローチをとりました。こちらで合格できるのであれば今の生活スタイルを維持した場合にはどのタイミングでも合格できることとなります。

(将来的な英検の難化がなければ)


先ずですが、今回のリーディングスコアは36/41正解で720/850 でした。リーディングといっても語彙力をほぼ純粋に問われる前半の小問部分と長文読解の後半部分では問われるスキルがだいぶ異なりますのでこちらは分けて考えたほうが良いと思います。とすると小問が23/25,長文が13/16です。


先ず小問部分から行きますと今回の出来は私の実力をだいぶ上回っています。語彙問題は基本的に8割を目標、7割を最低ラインにおいていましたし、英検を10回程度受けたとしたらそのあたりに落ち着く語彙力です。それは過去問を通じて理解しています。その意味ではたまたま知っている語彙に当たりました。


本題に入ります。正直言いますと、こちらの小問は個人的には”捨てる”セクションになっています。なぜかというと費用対効果があまりよくないと考えているからです(このあたり個人の得意、不得意あると思いますので注意して読んでください)。


英検1級合格に必要な語彙数は10000ほどと言われますが、こちらは合格最低ラインかと思われ、9割程度をとりにいくには15000~20000ほど必要になってくるかと思います。この5000~10000を増やすのは思ったより至難の業です。というのもはじめの10000語は割と身近に感じる英単語も多数含まれますし、学習や仕事の過程でよく出会うことができる単語たちなので定着が割と簡単なのに対して、10000語を超えたあたりからの語彙は限られたジャンルや条件にて出会う可能性が高くなりそれだけ定着力が低くなります。なので最初の10000語習得と次の10000語習得は難易度が異なってきます。すなわち時間がかかります。


それよりも長文、ライティング、リスニングセクションの方が学習時間に対して得点が取りやすいです。語彙問題が壊滅的であればダメですが(とすると他セクションも得点がとれません)。こちら7割得点できれば十分に合格圏を狙えますので、こちらのスタンスの方が効率的だと思います。次回7割目指す勉強法について触れます。

#英検1級

#リーディング

#英単語

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