マレーシアの地方都市イポーでは観光客が比較的少ないことから、いわゆる普通の街歩きができとても興味深いものでした。その後当初の予定通りペナン島に向かいます。
バタワースという街からフェリーにのりペナン島に向かいます。所要時間は15分ほどです。ペナン島、特に中心のジョージタウンは歴史的背景からヨーロッパ風の街並みが楽しめます。散策が楽しい街です。ケーブルカーで丘の上に上ると素晴らしい眺望が広がります。山道を登っていくこともできるそうなので、帰りは歩いて、、と考えましたが、暑さのため断念しました。。。
こちらはチャイナタウンもあり、漢字の看板もたくさんみられました。もともと福建省からの移民が多いらしく、中国語がバリバリに飛び交っています。それも福建語と北京語を駆使し、さらにマレー語、英語を話せることが普通のようです。そうなると言語の垣根がはっきりあるのかどうかなど疑問に思ってしまいます。
例えば、日本でも英語や他の言葉を会話の中に交えることもあるかと思います、そのような感じで相手や状況によってわかりやすい、しゃべりやすい単語や言葉を選んで話しているのでしょうか?そのような状況が例えば何十年、何百年も続くとそれらが統合されある意味新しい言葉が生まれる(生まれている?)んじゃないかという気さえします。
こちらの英語でというか、マレーシアの英語で特徴的なのは、語尾に”~ラ”がつくことです。これはとても印象的です。どうやら、促す、勧めるような気持が入ってくるようです。親しみがわく表現です。
マレーシアは多民族国家なので、民族間のコミュニケーションには英語が使われるようです。そうなるとイポーでの英会話の拒否感はなんだったのかとはなりますが、シンプルに自分の英語が聴きとりにくかったのかもしれません。正直なところマレーシアの英語は当初こちらも聴きとりにくかったのですが、英語ネイティブや欧米系の旅行者は気持ちよくしゃべれていますので、もちろん特徴はあるのですが、英語話者がわかりやすくなるだけのポイントを押さえているのではないかと思います。
日本人が発音を学習する際には皆さんネイティブ的な発音をもちろん目指したいのだと思いますが、経験的に日本人が聴いて上手に聞こえる人が必ずしもネイティブにわかりやすいかというと異なるケースも(まれだとは思いますが)あります。スピードがあり流暢にしゃべっていても、大事な子音が落ちていたりするともちろん誤解を生んだり、わかりにくくなります。よくインド系の英語など、日本人にはわかりにくいと感じることがあると思いますが、ネイティブには問題ないことが多いようです。
このあたり今回は深堀りしませんが、発音を学習するうえで、なんとなくの流暢さやスピードで満足するのではなく、”わかりやすさ”がもちろん大事になることをやはり意識しないといけないと思います。
#ペナン島 #ジョージタウン
#華僑
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