マレーシアのパンコール島を満喫した私は、先に進むこととしました。地名として聞いたことがあり興味があったペナン島を目指すことにします。そのためには一度半島に戻り、北上する必要があります。
ドイツ人カップル、イギリス人の女の子とはここでいったんお別れです。当時はスマホが無かった時代なので、手書きでアドレス交換をしました。もちろん旅の目的としてはヨーロッパを目指していたわけですが、東南アジアの熱気の洗礼を受けている中で、イギリスやドイツに着くことが当時には実感として全然なかったので今生の別れのような気がしていました、この後日本人はもちろんいろんな国の方々とアドレスを交換しましたが、これが初めてだったかと思います。
何となく出会った人たちと数日間もの間行動を共にする、しかもそれが外国人であることはそもそも日本にいるときには想像もしないことでしたが、とても自然に受け入れてくれたこと、自分もすんなり受け入れられたことがこの先の旅行スタイルに大きく影響していたかと今では思います。
それは英語力というよりは、気持ちがオープンになれるかどうかです。これは英語学習においてもとても大きな要素です。よく英語力はそこまででもないが、とてもコミュニケーションに長けている人がいるかと思います。そのような人は友達を作ることが上手で、そのまま英語を使う機会が増えることにつながるのでやはり上達する可能性が高いと思います。
ここはもちろんもともとの性格によると思うので難しいのですが、覚えておいて欲しいのは経験上、海外では日本にいるときに比べて人への垣根を低く考えてみて欲しいということです。もちろん個人差、国民性、都会かそうでないかなどで、いろいろかとは思いますが、コミュニケーションについて拒否されるようなことはとても少ないということです。良い意味で空気を読まずにどんどん話しかけてみて欲しいと思います。日本人のそれは長所でもあると思うのですが、気を使いすぎる傾向があるかと思います。いちど日本での距離感をリセットしてみてください。
それを考えると貧乏旅行では泊まる宿はもっぱらドミトリーといった相部屋です。そういったところに宿泊を続けるとコミュニケーションを取らないことが逆に難しいです。最初はなかなか落ち着かない気分になりますが、数日もすれば状況になれて、しまいには一人部屋が物足りなくなるかと思います。もちろん安全面などいろいろ気を遣う部分もあるのですが、しっかりとしたレビューなどを参考に是非トライしてみて欲しいと思います。自分は若くないから、、、などと思われる例えば、30代、40代、50代の方なども全然OKです。結構いらっしゃいます。
疲れたら、ただ個人部屋も泊まったりとうまくバランスをとれば良いと思います。
#ドミトリー #バックパッカー
#英語学習
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