小学校年少さん以下に使用する教材は
英語の文章全て(ほとんど)が音源としてあるもの。
日本語の説明が少なく、映像情報だけで状況がわかるもの。
ストーリーや絵が楽しく、子供が楽しめる、興味をもてるもの。
を選んでほしいと思います。このあたりは年中さん以上になってくると状況が変わるとおもいますのでご注意ください。
前述したとおり、フォニックスはいったんおいておいて、
①本を見ながら、音声を聴いて、内容について想像する。
音だけだと、初級者はもちろんなにがなんだかわかりません。最初は絵に興味があるだけでもいいので、大まかなストーリーを追うために、絵をみながら音声を聴きましょう。また絵が分かりにくい場合は音声に合わせて絵本の中の具体的に何を示しているのか大人が指差しをしましょう。
②おおまかに日本語で単語、表現を説明する。
絵だけだとわかりにくい概念などは、Good morning →おはよう。 I’m Ken. → 僕はケンです。と日本語で解説してOKです。ただし、I→”僕/わたし” am → ”は” といった細かい説明はやめましょう。あくまでも”おおまかに”で良いです。分析しすぎないようにしましょう。
③音声を真似する。
おおまかにストーリーが追えるようになったら、音声を真似してみてください。ぐちゃぐちゃでも全部読めなくても全然OKです。先ずは日本語にない音を意識して聴く姿勢自体が大事です。ですので、すごく気にならない限り訂正はしないでいいです。すこしふざけた感じでもいいです。この時にも音が何を示しているのか絵をしっかり指差ししてあげても良いです。慣れたら本人が指さしてもいいと思います。
④なぞり読みをする
音声のまねにも慣れて来たところで、なぞり読みをします。③までは絵にフォーカスでしたが、ここでは文字にフォーカスします。先ずは大人が、音声に沿って文章をなぞってあげます。音声と文字をマッチングさせてあげて、読むことへつなげます。慣れたら、自分でなぞらせます。あまりにも指と音声がずれるようでしたら大人が再度お手本を見せてあげてください。ただこれも厳しくなりすぎないようにで良いです。
⑤音声を消して読む
音声なしで読みます。ここからレベルが上がりますので、①~④をしっかりできてからになりますが、くりかえせば必ずできるようになります。最初は大人がサポートしながらで良いです。ここでもなぞり読みをして、(子供の発している)音と文字がマッチできていることを意識してあげてください。ここでも厳しすぎずに。
といった流れです。この考えに基づいて自作の英語絵本動画”I am Butaro"は作っていますので、興味あれば試してみてください。上記の流れもお子様ごとにアレンジは必要かと思います。楽しめるやり方を見つけてください。繰り返しが必要です。
上手くいくと。
小学校のうちにやってほしい、
①英語の音を聴く
②英語の音を再現する
③英語を読める
がこれだけで達成できます。
次は少し大きな子供たちにはどうするかです。
#英語学習
#英検
Comments