top of page
検索
  • 執筆者の写真濱田 実

2022.5.13 小学生のうちに⑤

申し上げたとおり、大人は英語の音をそのまま再現することが苦手です。

ネイティブの英語の音を自分の英語の音の”枠内”に落とし込んでしまいます。その誤差がほとんどの場合はコミュニケーション可能な程度だと思いますが、綺麗な発音を身に着けたい方は”意識的”に誤差を学んで発音を矯正していく必要があります。


対して子供たちはネイティブ音を(ほぼ)同じように再現できます。また、英語に関する知識もまだまだありませんので、音源を聴いた時に文章(知識)にひっぱられずに音を聴けます。この点が小学校のうちに(できれば低学年までに)音を聴いて、再現する練習をしてほしい理由です。


Mr. Sasaki is a principal. He greets students at the main gate.


という文章の音源があったときに、大人は文章(がなくても)知識にひっぱられます。そのため、ブツ切れになりますし、カタカナ英語になりがちです。対して子供たちは文法、単語の知識もまだまだで、そもそも”読めない” ので、そちらにひっぱられず、音源をそのまま聴くことができます。皆さんが苦労する、リンキング、リダクションなども初めからこちらバージョンで聴いておけば後で苦労しません。


さて、①英語を聴けるようになる、②英語の音を再現できるようになる の確認ですが、②ができていれば①はできていますので②の確認ですが、


•英語ネイティブ(得意な方)に確認してもらう

•パソコンで確認する(Google 英語音声検索、Otter など)


ことが可能ですが、ただ実のところそこまで神経質にならなくても良いと思っていまして、英語音源をもとに練習している限りはそこまでおかしい発音にはなっていないはずです。おお、うまいじゃんと思うぐらいで大丈夫です。もし気になるようであれば上記を試してみてください。ただし、嫌いになってしまうので、完璧は求めずに、子供たちの耳の良さを信じてあげてください。


同時に大人たちも今まで自分がしてきた発音を見つめなおす良い機会となりますので一緒に練習しましょう。


#英語学習

#子供英語

#英語発音

閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

シェムリアップはプノンペンとは大きく違い、基本的には自然に囲まれた村といった方が近い田舎町でした。ボートがついた場所からは少し距離があります。 ボートが到着すると先ずは大歓迎を受けます。もちろんシェムリアップからやってきた客引きの方々です。有名人になったかのようにあちこちから声をかけられます。中にはすでに予約がある人もいるのでその場合は、空港での出迎えのように名前いりのボードを持っていたりします。

プノンペンで衝撃を受けた後、いよいよハイライトであるアンコールワットに向かうため観光の拠点となるシェムリアップに向かいます。こちらには3通りの行き方があります。 先ずはやはり固く楽ちんな飛行機です。こちらがやはりおすすめです。それからピックアップトラックで陸路を延々と進む方法です。こちらも多いです。 では無く第3の方法を選んだのですが、それはボートで川を北上しトンレサップ湖を縦断していく方法です。

カンボジアというと先ずはアンコールワットをイメージするかたが多いと思いますが、同時に訪れて欲しい場所としてはツールスレーン博物館およびキリングフィールドです。こちらではカンボジアだけでなく、人類としても特筆すべき悲劇の記録について学ぶことができます。 詳しくは割愛しますが、1970年代、ポルポト政権下にて何百万人(!!!)の方が殺されているとのことです。ヒトラーやスターリンと比べて同じアジアの日本

bottom of page