高校2年生で使える英語を目指して、小学生シリーズに続いて、中学生になったら何をするべきかについて考えを書いて行きます。これはまた最低限のラインを考えています。個人差ありますのでこちらも参考程度に考えてください。
ポイントは以下です。
①文法、語彙の理解 (1年~3年)
②まとまった文章の精読→音読 (4級合格後)
③発音記号の理解 (1年~)
④瞬間英作文 (3級合格後)
(⑤多読)
今回は①から触れていきます。
文法、語彙が何かというと英検でいうと準2級ででてくるルール、語彙は理解できるところまで持っていきたいです。これはいままででいうと高校初中級レベルです。
中学校の指導要領では中学校のうちに1500語ほど覚えるよううたっていますが、こちらでは高校で使える英語というゴールを考えると少なすぎます。準2級合格はおよそ3000語を必要としますが、きちんと3年間を使って伸ばしていけばハードルはそこまで高くありません。
語彙を増やすモチベーションとしてはやはり英検が良いのかと思います。中学1年のうちに先ずは4級合格を目指します。そのため4級合格用のテキスト、単語帳を買ってゆっくりゆっくり消化してみてください。自信をつけるために5級からやっても良いのですが、個人差有りますが、先に述べた”小学生のうちに”の内容がある程度できていればいきなり4級テキストに取り組むことは大変ではないはずです。
勉強方法のコツですが、テキストは通常①文法事項の説明、があって②問題演習があります。そこで解答ができたら終わりでなく、①、②の英文を音源をまねて読み→一人で音読できる、までできて完成です。ですのでテキストは英文の読み上げが全てカバーしているものを選ぶと良いと思います。
単語帳も同様に音源を真似して、しっかり読めるようにしてください。書けなくても良いです。
中学生はやることが増えますし、遊びたいざかりです。そんな中で、ひとりで取り組むことは難しいので塾や英語スクールはやはり有効ですが、難しい場合は、親御さんが進度をチェックできる状況を作ったり、長期休みをしっかり使うなどしながら工夫してみてください。
うまくご褒美や将来的な目標を持たせることで自主的なやる気につなげることがやはり大事です。
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