続きです。以下ポイントでした。
①文法、語彙の理解 (1年~3年)
②まとまった文章の精読→音読 (4級合格後)
③発音記号の理解 (1年~)
④瞬間英作文 (3級合格後)
(⑤多読)
高2で使える英語を身に着けるためには先ず相手の言っていること、書いてあることがわかる必要があります。そのためには①(と②)が必要です。本来小さなお子様であれば音中心、日本語(ほぼ)無しで、聴く→読むの学習方法でもいいと思うのですが、今回はあくまで最低限の方法なので、時間も限られていると考えています。ですので、割と嫌われがちな、文法学習、訳読学習も必要に応じて取り入れることで効率化を図ります。
考え方は
英語の文章を、文法、語彙の理解、(必要であれば)日本語訳で理解する。
↓
音を聴いて正しく読めるようにする。
↓
音を聴いて理解できるようにする。
↓
繰り返して、一人で(ある程度)正しく読める。音だけで理解できるようにする。
2番目、3番目は順番ごっちゃでもいいのですが、最終的に読んで理解できるだけでなく、聴いて理解できる状態にしますが、ポイントは最後の部分で日本語の介在をなくすことです。これはいわゆる英語を英語で理解する状態まで持っていくことです。
瞬間的な理解はコミュニケーションでは必須です。リスニングの向上はリーディングの向上と密接につながっています。英語を英語のまま前から理解していくことがリスニングでは必要ですので、リーディングでも同様にすることでスピードが上がります。逆に言えばリーディングがこのようにできていて、+正しい音で読めていればリスニングもできます。
これを中学生の学習に落とし込んでいくと、
●教科書、英検テキストの英文を、文法、語彙の理解、(必要であれば)日本語訳で理解する。
↓
●音を聴いて正しく読めるようにする。
↓
●音だけ聴いて理解できるようにする。
↓
●繰り返して、日本語の介在をなくす。
で、英語をそのまま瞬時に理解する回路をつくっていきます。
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