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2022.8.26 旅と英語②

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 2022年8月26日
  • 読了時間: 2分

シンガポール初日は念のため予約をとりました。この時に空港を出たときの空気の暑さはよく覚えています。日本の真夏をゆうに超えた熱気です。南国に来たんだという実感を得た瞬間です。


自由旅行なので、2日目以降は泊まるところ、食べるところ、遊ぶところ、全て自分でなんとかしないといけません。その時にまさに思ったことが、不安でなく(少しはあったかと思いますが)圧倒的な自由さによる解放感です(笑)。シンガポールの熱気の中、リュック一つで歩く中思わず笑顔になってしまったことをよく覚えています。


空港や、初日のチェックインの際は何となく、はいはい言っているだけで何とかなったのですが、これからはしっかり自分からの意思表示が必要です。いわゆる教室内の英会話でなく、実践英会話の機会はすぐに訪れました。雑貨店にて安宿は無いか聞いてみます。言及するのを忘れていましたが、当時スマホは無い時代です。インターネットがようやく一般的になった位のタイミングですので、会話で得る情報がより重要だった時代なわけです。


正確なフレーズはわかりませんが、レジに座るインド系のこわもてのお兄さんに


”Do you know cheap hotel around here?”


位だったと思います。冠詞は当時ほとんど意識していなかったです。


すると一応リアクションが、言葉でなく、指で天井をさしてくれました。要は2階に安宿があったわけです。ともあれ、コミュニケーション成立です。


お店の脇に外階段があり2階へと上がると、簡単なカウンターがあり宿泊所なのだとわかりました。ドミトリー(相部屋)の知識はもちろんあったので個室もあったのですが、安いドミトリーに宿泊することとしました。リュックを追いて一息つきます。まだまだ信用できる宿かどうかの嗅覚はもちろんなかったのですが、清潔で明るく、雰囲気が悪くありませんでした。記念すべき旅の第一歩です。


すごくしょうもないですが、こういった現実的目的達成のために必要な英会話(この場合は会話ではないかもしれませんが)の時間はとても大切です。仕事でもプライベートでも何でも良いのですが、こういう機会をやはり持つことで、英語の知識を武器に変えていけるのかと思います。


バルコニーがあったので、出てみると体格のいい白人男性が、こういった場では自然と会話になります。


 
 
 

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