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  • 執筆者の写真濱田 実

2022.9.29 旅と英語⑦

更新日:2023年1月7日

個人旅行であるとバスの中でも話す機会があります。相手の関心は先ず私個人についてというよりは、属する日本および日本人というカテゴリーについてが多いです。会話の糸口としてはとっつきやすいでしょうし、日本に興味があるということは当時のアジアでの存在感からすると理解できます。以前に述べたとおり、テレビでもアニメだけでなく、ドラマもじゃんじゃんやっていましたし、日本製品も今よりずっと勢いがあった時代です。


なので経済的な話し、また平均的な収入を聞かれることもあったりしました。解答はうまくごまかしたりすることが多かったですが、豊さに話題が入っていくと特にアジアの中ではその格差を日々実感しながら旅をしていたので、やはり居心地が悪かったことを思い出します。


それ以外でも生活習慣について、特に食べ物については話すことが結構あったかと思いますがその説明はとても難解でした。まずひとつひとつの材料名がでてきません。だいこん、白菜、長ネギなど毎日使うような食材から、寿司で盛り上がっても、マグロ、アジ、サバなどの魚の名前など当時は??でした。調味料などは英語でもそのままだったりしますが、それだと相手はピンとこないので味噌とは?醤油とは?だしとは?といった感じで言語化が(今でもかなり)難しいです。このあたりは少し学習にあたって考えて欲しいことです。


一度困ったことについては極力調べようと考えていましたが、当時スマホがなく、小さな辞書ひとつで旅行していた身としては、こういった日本文化に関する英語はなかなかうまく表現を探せなかったり、シンプルに面倒だったのでそれほど伸びなかったというのが本音です。


今は情報にあふれているのでそれこそ同じ場面に遭遇したらスマホで調べて英語で表示すれば意思疎通は可能です。ただその分学習に関する意欲はどんどん削られていることも理解する必要があると思います。これはすでに時代遅れの考え方になっているのかとも思いますが、語学学習の喜びは、相手に自分の気持ちを伝えられた、相手の気持ちが理解できたというシンプルな部分だと思います。(対人でないことももちろん含みます)


しばらく旅行をしていると自然に食堂のおばちゃんにおすすめについて話したり、ベンチで居合わせたおじいちゃんと天気について話したり、宿で一緒になった旅行者とどこからきてどこへ行くのか情報交換したりといったことが普通に、日常になっていくのですが、ふと俯瞰で見たときにそれが可能になっているのは、小学生位から少しずつ(ぶつぶついいながら)積み上げてきた学習によるものだったわけです。


遠く離れた国で生まれた人と人が、奇跡的なタイミングで居合わせた瞬間にちゃんと意思疎通ができる!ことはとてもすごいことだと思います。


であれば、せっかくなので先ずは自分でコミュニケーションをとる努力をしてみることでなんとかしていく経験を積んで欲しいです。スマホに全部頼るのであれば授業は全て不要になるかと思います。答えのほとんどはありますので。でなく、自分で悩むこと、考えることはやっぱり大事だと思います。


#マレーシア #バックパッカー #英語学習

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