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  • 執筆者の写真濱田 実

2023.1.21 旅と英語⑲

ちょっと思い出してしまったので、また時間を少し戻しますが、マレーシアの都市イポーでの体験を少し。こちらでの一泊は半壊した(改装中ともいいます)ホテルでした。


クアラルンプールと比べると、観光客は少なく、地元民の感覚にて街歩きを楽しみ、食事もなんとか済ませた後ホテルに戻りました。そのホテルは以前のブログにて触れた通り絶賛改装中でして、廊下には物資が並び、壊れた壁の前を通り部屋に行くという状況でした。2階建てのそのホテルはおそらく10部屋程度しかないと思いますが、確認できた限りでは使えそうな部屋は自分の部屋しかなく、つまりは客は自分一人だったかと思います。


昼間はフロントには人がいたので今となってはしっかり状況を確認したほうがよかったのですが、疲れもあり、また旅にも慣れてきたところで気持ちもおおらかになっていたのかと思います。


夜ホテルに帰る際にはただしフロントに人はいませんでしたし、廊下の電気はついていましたが、少し薄暗い感じです。鍵は持ち出して良いスタイルでしたので、そのまま部屋に戻ります。言った通り一人で泊まるにはかなり大きな部屋で中にシャワーもついています。今までドミトリーや個室でもベッドが部屋を全て占有するような大きさでしたので、スペースを少し持て余すほどで、逆に落ち着かない気持ちでありました。現在でも貧乏性ですので、おそらくスイートに泊まってもベッド周辺しか利用できないたちかと思います。


ドミトリーで無いと話し相手もおらず、特にやることもないので早々と寝ることにしましたが、それでも12時位にはなっていたかと思います。落ち着かない気持ちもありましたがやがて眠りに落ちました。


ふと気づくとなにやら音が聞こえます。眠りに落ちていたので最初は夢かと思いましたが、どうやらドアを誰かがノックしています。しばらく続いたのでしっかり目が覚めました。それでもノックは続きます。しっかり現実でした。時計を見ると1時を過ぎています。ノックはどんどんときつい感じではなく、ホテルマンがやるような静かなトーンです。


しっかり目が覚めると、今度は恐怖です。文章力が無いのでなかなか伝わらないかと思いますが、状況は、①半壊のホテルの1室で客は(おそらく)私のみ ②夜間戻った際にはフロントに人はいない ③時間は夜中1時 ④場所はマレーシアのイポー です。この状況でドアを開ける勇気はありませんでした。


結論としてその後ノックはやみ、何事もなかったのですが、しばらくは当然落ち着きません。しっかりとドアが開かないことは確認して、家具をドアの前にずらし、しかしそのうちに眠りに落ちたかと思います。


翌朝フロントのお兄ちゃんに確認しましたが、心当たりは無いようです。もちろん何か悪さをしようとしている人(達)の可能性もありますが、そうであればドアをやぶる、鍵をこじ開けるなどなどやりようがあるかと思うので、可能性としては低そうです。なのでなんだったのかは今だに謎です。


今回英語トピックとは離れましたが、宿を決める際には(特に女性は)やはり安易に決めないようにというところでしょうか、、、特に一人の個人旅行ではどこかでつながりが切れてしまうと足跡を追うことが難しくなります。要注意です。


#イポー #恐怖体験

#安宿

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