シンガポールから、マレーシアに入り旅を始めて1週間が経ち、少しずつ旅に慣れてきました。実のところ当時は実感としてはあまり無かったのですが、毎日のリズムが少しずつ出来てきているのを振り返ると良くわかります。
あまり夜遊びなどするたちでは無かったので、朝は割としっかり朝と言える時間に起き、慣れた食堂や屋台に出向き、ゆっくりとお茶でも飲みながらその日の計画を(だいぶ適当に)たてます。計画を立てるのは当日はガイドブックが中心で、あとは宿で知り合った旅行者、宿のスタッフの評判、おすすめなどを参考にしたりします。日本人向けのガイドブックと欧米の旅行者が使うガイドブックでは少し違いがあることも面白いです。
散策方法は徒歩が中心です。私は今でも人より歩く方だと思います。それは貧乏性(もありますが)というよりは街に入り込むことが少し心地よいからだと思います。飛行機、電車、バス、自転車と交通機関によってローカル感を感じる程度は異なるとは思いますが、例えバスでもやはり見落とす部分はたくさんあるわけです。
また徒歩の良さは何より地理が覚えられて、大きさを実感できることです。面白いことに旅行者の方がこのあたり実感できていることがあったりします。例えば東京の山手線の内側のエリアは徒歩でも頑張れば充分歩ける距離です。(もちろん個人差ありますが)外国人旅行者で東京駅から新宿まで歩いたなんて話はよく聞きます。逆に私もクアラルンプールで、バンコクで、デリーで、パリで、ニューヨークで、世界のあちこちで、どこどこから歩いてきたというと地元の人に驚かれたものです。
How long does it take to walk there? どこかへ行くときに、地元の人に良く聞くのですが、答えは意外と適当なことも多かったです。信じて歩いたものの、歩けどもあるけどもつかないこともありましたし、逆に意外と近かったこともあります。ただしHow long does it take to get there by bus? だと割と正確です。それは実際に地元の人は歩くことは少ないので適当に見積もっているからかと思います。
こんな感じで目的地に着くにあたっての苦労度(?)も観光地の印象に影響を与えたりします。同じ観光地を訪れても、グループツアーでバスで到着と、個人旅行で徒歩で到着だと感想は変わってくるわけです。
#マレーシア #貧乏旅行 #交通機関
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