タイのカオサン通りにやってきました。当時はとても有名なバックパッカーの聖地でした。なぜかといいますと、要は貧乏旅行者に必要なものが全てそこにあります。安宿、安い食堂、カフェ、お酒、旅行会社など、10ドルあれば3食、宿が充分賄えました。
ただしタイを味わいたいとするとエリアとしてはちょっと違うかなというところです。ただ一度覗いてみて欲しいエリアではあります。
宿の多くは1階にカフェが併設されており、そこで日がな一日だらだらと過ごすことが可能です。エリア一体がそんな感じで、皆がそんな感じなのでそこに罪悪感を感じずに過ごすことができます。真昼間からです。
客の大半が欧米系のバックパッカーです。カフェの大画面テレビでは彼らに人気のサッカーやバスケが流れています。後は映画なんかも良く流されていたかと思います。
私が訪れたタイミングはちょうどワールドカップが開催されており、試合のスケジュールがカフェの前にでていました。出場国の旅行者はそれぞれのユニフォームなどを身につけて集まり観戦します。そういった人たちの中に混じって観戦するとやはり楽しいものです。酒も入っているのでもともと大きいであろうreactionもさらに大きくなります。
私もスポーツ観戦は好きなので、日本戦だけでなく面白そうなカードは結構見ました。イングランドの試合をイングランド人に、フランスの試合をフランス人に、アルゼンチンの試合をアルゼンチン人に囲まれながら観戦することはもちろん初めてだったので一人で見るよりも楽しく感じました。疑似的に現地のスタジアムにいる感じでしょうか。
カフェなどで大勢であると難しいかもですが、例えば宿の共有スペースなどですとそこにいるのは少人数であることが多く、ついてる番組はやはりスポーツが多かった記憶があります。そうすると皆暇ですし、ある程度興味がある者同士なので話はそこそこ弾みやすいです。それこそ、選手、チームの名前、サッカー、バスケ用語などである程度にはなりますが、コミュニケーションが可能です。良いプレイ、悪いプレイに対しての反応したりすることで、なんだか一体感も生まれてきます。
以前にも少し触れましたが、話相手との共通項はとても大事だと思います。要は英語のレベルよりもお互いの情報を共有したい熱(?)が大切だということです。そういう意味では私自身スポーツ好きな点は、話しのきっかけとしても結構役立ちましたし、現在も会話の糸口として使うこともよくあります。
相手に合わせすぎるのではなくですが、英語を話すにあたってやはり自分の趣味や嗜好がとても大事になってきます。テキストベースよりも好きな雑誌、本、動画などで英語を勉強して欲しいと思うのはこういったところからです。そういう姿勢であると先生ではなく、友人としての英語スピーカーとの出会いが生まれてくるのかと思います。
#カオサンストリート
#タイ
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