カンボジアの首都プノンペンに降り立ちました。今回の宿は空港で出会ったヨーロピアンカップル(国籍は忘れましたが)にのっかった感じで決定しましたが、民家を改造したようなゲストハウスで部屋は個室を使いましたが綺麗でその割にとても安価でした。床がタイルなのでしょうか、大理石のようにつるつるなので、横になると冷っとして気持ちが良いです。朝早くバンコクを出たので、しばし床に寝転んで昼寝をしました。
宿には大きめのバルコニーがあり、テーブルが置かれていて旅行者の共有スペースとなっていました。空港で出会ったカップルがいたのでしばし談笑しました。旅行者のほとんどは欧米系で日本人は私だけだったかと思います。おそらくですが、英語のガイドブック(ロンリープラネットなど)には記載があるものの、日本人向け(地球の歩き方など)には載っていない宿だったのかと思います。
タイでは結構引きこもり生活に近かったので、他の旅行者と話すことが少なかったかと思います。英語もなのでお店やレストラン、観光地でのやりとりしかしなかったのでかなり限られたものでした。なので今回のフリートーク的なものは割と久々です。言っている内容がすべてわかるわけではないのですが、何となくはわかるレベルです。ただしこちらからの発言はまだまだでした、言いたいことを端折って話す感じです。
ただ、今となってはですが、この端折って、簡単に話すことは英語他多言語で話す際のスタートだと思いますし、良いことだと思います。日本語の直訳をしようとすると日本語並みに文章の長さや詳しさを表現しようとするので、結局は何を言っているのかわからなくなったりしますし、表現的に誤りにもつながりやすいです。
そうではなく、質問の内容に先ずはしっかり答えることが大切だと思います。それは単語レベルでも良いのです。そこからスタートして英語の考え方で情報を足していく流れができてくると英語で話すストレスは減ってくると思います。私もまだまだですが、ストレスは(込み入ったことは難しいですが)現在はあまり感じません。
プノンペンの街をぶらつきましたが、シンガポール、マレーシア、タイと比べると、これからの街といった印象を受けました。なにしろ建物が崩れていたりなど、すぐ最近まで戦いが行われていた痕跡があちこちにありました。ただ皆さん、子供たちは特に元気です。夕方の街を歩いているときには、ここでも古き良き、昭和的な日本の路地を歩いているような気持ちになれました。自分はバリバリの昭和経験人間ですので、そのあたり記憶に残っているのではと思います。これはやっぱりアジアの街でしか経験できないことだと思います。
Σχόλια