top of page

2025.1.30 旅と英語㊿ 生と死と

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 2025年1月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年2月6日

何度も何度も大使館に通い(何度かは自分たちが悪いのですが)ついに、インドビザを手に入れました。すでにこの時点で、カンボジア、ベトナム、インド、マレーシアといろんな査証がパスポートに貼られています。もちろん今もこのパスポートは大切に持っているのですが、まるでお寺の御朱印のように、見返すと自分の足取りがわかり、またそれぞれの国でも思い出(苦労)が思い出され感慨深いです。またデザインにもお国柄がでていて、後にもらうパキスタンのビザが割とお気に入りでした。


バンコクでのだらだら生活も2週間ほどとなると、なんだかリズムができてきて街にも我が街感がでてきます。要は安心感に近いのですが、どこへ行くと何が手に入り、何が食べれて、何ができるのかがしっかりわかってくると気持ち的に落ち着きます、同時に緊張感も失われて来るのですが、バンコクはエリアごとに街の雰囲気が大きく違うので刺激が欲しければいろんなところに出かけて行けば良かったりします。


同行しているMさんのおすすめで、法医学博物館なるところに行くこととなりました。現在はシリラート医学博物館と呼ばれているようですが、名前の通り医学に関する展示、それも検体に使われた死体が展示されていることが大きな特徴です。あまりよくわからず訪れたのですが、内容はかなりショッキングでしたので気軽には訪れない方が良いかと思います。私はかなり気軽に訪れてしまったのですが、それでも貴重な経験であったと思います。


結びつけるのもおかしいのかもしれませんが、カンボジア、ベトナムでの負の歴史を少しかじった経験から、のほほんと生きていることは結構奇跡であると感じられるようにはなりました。ホルマリン漬けされた胎児とそれを見つめる自分との境界はどこにあったのか。日本での不平不満と、違う土地や、時代のそれとの間には大きな乖離があります。


カオサンでのだらだら生活を引き締める(笑)良い経験を得たのち、これも異国ならではの経験をします。なんと結婚式に招かれました。


といっても招待状が届いたわけではなく、博物館からの帰り道、道端にひとだかりがあり、何かと思ってみてみるとどうやら結婚式でした。興味深く見ていると声をかけられ食べ物をふるまわれました。国によってはそのように皆が祝うようなやりかたもあるようで、こちらも貴重な経験になりました。皆カジュアルな格好で、Tシャツ、短パンの自分たちでしたがそれほど浮く感じではありませんでした。


死と生、というほどの対比ではないのですが、仏教国であるタイですので、博物館の胎児たちも良い来世を送ってくれていれば、と結構真剣に思ってしまいます。


 
 
 

最新記事

すべて表示
2026.5.27 旅と英語 108 悪路に揺られて

いろいろな土地を訪れることの副産物的な良さは、世界の動きを少しは知れることかと思います。今までは遠い世界の出来事だったことが、実感として感じられます。パキスタンに入ったところでそれが今回の旅にも直接的に影響して来ました。 何があったかというと、パキスタンの核実験がつい数ヶ月前に実施されています。場所はバローチスタン州という、パキスタン南部イランに隣接したエリアです。砂漠が広がるエリアですので、核実

 
 
 
2026.5.19 旅と英語 107 スズキでおでかけ

前日の大移動の疲れもありお昼ごろまで眠りました。ポピュラーインでの食事を気に入りそちらで遅い朝食です。さてパキスタンのお金がほぼないので両替が必要なのですが、トラベラーズチェックでの交換が近隣ではできないので、サダルという商業地区まで行くこととします。今回移動手段は”スズキ”と言われるもので、要はスズキ社製のミニバンを使った乗り合いタクシーです。便利で安価です。 到着したところにはいわゆる両替屋が

 
 
 
2026.5.11 旅と英語 106 国境を超えて

いよいよインドを発ちます。次は大使館で注意勧告を受けたパキスタンです。インドとパキスタンの関係性について多くの日本人はよくわかっていないと思いますし、自分もちょびっとかじっただけですがそれでも宗教的な違いによって袂を分かれた国と人々と、端的には表現できると思います。緊張は互いの核開発を筆頭に、領土に関する紛争は現在進行形です。 そんな感じで今回のパキスタン入国はインド出国の達成感をそこそこに、緊張

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2021 by はまだ英語スクール。Wix.com で作成されました。

bottom of page