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2025.2.12 旅と英語 52 Godzilla in Thai

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 2月13日
  • 読了時間: 3分

インド行きのチケットをついに手配して、いよいよインドに行くことが決定しました。つまりはバンコクでの約ひと月に渡るだらだら生活にも終止符がうたれます。おもしろいことにいつも歩いている、ゲストハウスの部屋、カオサンの人込み、カフェ、屋台、などなど、慣れてしまってなんてことの無い景色を大事に眺めるようになります。今まで他に訪れた土地ではそこまでの気持ちにはならなかったので、やはり長居したんだなあと感じました。


ちなみにいわずもがなの情報としては、インドへはバンコクからカルカッタへ空路で移動します。地図を見てみるとわかるのですが、タイとインドの間にはミャンマー、バングラデシュが存在し、ミャンマーは当時も国境を閉ざしていました。違法な手段で国境を超える勇気も知識もなかったので他の経路も考えており、それは中国経路でチベットからネパール→インドです。チベットは特に大変魅力的だったのですが、ただ正直しんどさを感じてしまい一気にインド入りすることとしました。


バングラデシュはどうかというとですが、そこには明確な理由はありません。ただイスラム圏とはいえどインドと多くの文化的類似性があると認識していたので、インドでおなか一杯にすれば良いと考えていました。ただ今となってはちょっと覗いてみてもよかったかなとは思います。インド人とバングラデシュ人には怒られそうです。


長期旅行になるといわゆる普段の、旅行する、という感覚から外れ、生活に近い感覚となることがあります。今回はまさにそうで、慣れ親しんだルーティンから外れ、わずらわしさも感じながらそれでもわくわく感がそれを勝り、重い腰を上げた感じです。そういう時に大事なのは身軽さだと思いますので、その点でも自分の荷物の少なさは性格的にも大変重要な点でした。


バンコクでは日本的な生活ももちろんできます。私は映画が好きな方だと思うのですが、当時注目していて行けていなかった映画があります。それが”Godzilla"です。

英語表記した通り日本版でなく、ハリウッド版ゴジラとなります。予告などを見てかなり本気でつくっていることがわかったのであちらの解釈や、いわゆる着ぐるみでないゴジラについて大きな期待がありました。


奇麗なシネコンの中でゴジラは今回目玉の一つな感じです。スケジュールを見ても複数回設定があるので良さそうな時間帯を選ぶことができました。今回一人でしたが、わくわくしながらほどほどに混んだ館内で席を見つけます。

しばらくすると大きなスクリーンになにやらとても身分の高そうな男性が映し出されます、さらに周りの観客が神妙な顔で皆立ち上がります。これは何かというと王国制であるタイ国王への敬意を払う映像と歌です。私に対する強制力はどうかと思うのですがやはりそこは、良い時間を与えてくれたことに対して敬意を表し起立をします。


その後暗転しいよいよの本編スタートです。導入部分は良い感じです。外国人俳優がでてくるだけでもう東宝ゴジラとは異世界としてとらえられます。


と、俳優たちが話し始めた時に事件が起こりました。内容が聞き取れません。自分の英語力はそもそも乏しいのですが、それにしてもわからなすぎます。

どうやら私はタイ語吹き替えの回に入館してしまったようです。そのままマシューブロデリックの流暢なタイ語を聞きながらそれでも迫力ある映像を楽しみました。。。

 
 
 

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