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2025.2.5 旅と英語 51 明日はどっちだ

執筆者の写真: 濱田 実濱田 実

タイと言えばというといろんなイメージが人によってあるかと思います。例えば料理であったり、お寺であったり、綺麗なビーチであったりするかと思いますが、人によっては出てくるのがやはりキックボクシングではないでしょうか。一説には最強とも言われるムエタイを是非一度は見てみたいと考えていましたが、実現していませんでした。


市内の割と中心部にラチャダムヌンスタジアムというボクシングスタジアムがあり、インドにもうすぐ旅立つ前に、ということで観戦しに行くこととなりました。


1941年につくられたというスタジアムに入ると、何十年という間人々の熱気を包んできた会場です。やはり緊張感が感じられます。自分は地元のおじさんたちに紛れて立ち見席にいくことにしました。一日に数試合行われるのですが、観客は都度大興奮で大きな声援を送ります。タイ語がわからいのでどのような声援(罵声?)を浴びせているのかは定かではありませんが、興奮するのにも理由があります。実のところ試合は賭けの対象となっています。熱気に満ちているのはリング上だけでは無いわけです。一つのパンチ、キック、にひょっとしたら立見席のおじさんたちの明日がかかっているのかもしれません、必死な掛け声が飛びます。


同時に驚いたこととしては選手の若さです。一番若いクラスだと、10代前半(ひょっとしたらもっと若いかも)位の選手が防具無しで殴り合っているのです。このあたりはやはり非難の声も少なくないようですが、タイの貧困層の現状に一因はありそうです。家族をささえるために子供たちが戦っていたりするようです。


などなど、複雑な思いになることもありましたが、やはり後半のメインイベントっぽい筋骨たくましい大人同士の試合はやはり見ごたえがありました。自分はスポーツが好きなので、いろんなスポーツを現地観戦したのですが、スポーツ好きでなくても現地観戦はその土地の文化や生活に触れられるという点でおすすめです。英語圏であると、swear word (ののしり語)をたくさん学べることと思います。イギリス、オーストラリア、アメリカ、どこでもひどかったです(笑)。。。


 
 
 

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