スピーキングの続きです。前回触れたとおり、スピーキングの山場であるスピーチについてはライティングの考え方で良いと思います。
他面接で必要なことですが、一般的な会話の能力です。先ず入室後には自分のことを少し話す必要がありますし、スピーチの後にはそれに関する質問をされます。ここではスピーチのように一方的なやりとりでなく、双方向のやりとり能力が必要です。
こちらは面白いことに得意な方、苦手なかたはっきりとわかれるようです。スピーチはたしかに型通りに準備すればよい部分ありますが、会話は相手に合わせての発言になりますので、このあたりは普段からどれだけ英語のやりとりをしているかでかわってくるかと思います。スピーチは苦手だけど、会話は得意といった方も多いかと思いますし、逆も一定数いらっしゃると思います。
こちらについてはやはり会話の機会を持つことが一番良い準備方法であると思います。機会なければ安価なオンライン英会話でも十分かと思いますが、ここでしっかり理解いただきたいのが、あくまでも
英検合格 < 英語でやりたいことをやれるようになること
である点です。であるならば、自分が楽しい、有意義だと思える時間の中で会話力を伸ばしていただきたいと思います。仕事はもちろん、オンライン英会話でも英語の練習だけでなく、内容もしっかりあう講師と楽しみながら能力を伸ばせるような意識はもっていただいた方が良いです。
なんとなく喋れている風な表面的なコミュニケーションでなく(最初はもちろん良いですが)講師の方も有意義な時間を過ごせるようなコミュニケーションの機会を持てるよう意識するだけでもしばらくすると大きな差が出てきます。そしてそれは実際の場面で英語を使う際に必要なことです。1級を目指すような方はそれができるはずだと思います。
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