今回からしばらくこちらも英語だけでなく、語学学習には欠かせない重要な要素である家庭での過ごしかたです。
もうすでに誤解をしている方は少ないかと思いますが、週1回のレッスンそれもたとえ90分位と長いものでもやはり時間としてはそれほどの効果はありません。なのでレッスンを軸に家庭での積み重ねはとても大事になります。しっかりしたスクールは家庭での過ごし方も含めて良く指導してくれるはずです。
そもそも、インターナショナルスクールや英語オンリーのプリスクールの生徒はなぜ英語運用能力がつくのかというとその膨大な英語時間です。その中で表現や言葉を覚えるに十分な反復練習ができています。それはネイティブが言語を覚える方法と同じです。こちらは実に素晴らしいことだと思います。よく言われる日本語への影響もご家庭で日本語環境があるのであれば先ず問題にならないと思います。
ただ、そういった状況に置くことが難しい場合でも全然あせる必要はないと思います。インターや英語プリスクールの生徒さんで、相当英語運用能力があった生徒さんでもその後の過ごし方によっては英語がすっかり抜けてしまったというケースも少なくありません。
小学校の段階で、週一スクールやそれこそ家庭学習のみで英語学習をするご家庭でも中学生、高校生ぐらいで例えば英語圏で生活できる程度の4技能含めた英語の運用能力は十分つけられます。
そこで、小学校高学年までに最低限実施していただいたいのが、英語をインプットしてあげることです。
そのインプットも聞き流しでは100%無駄ではないと思いますが、効果としては乏しいと思います。英語のインプットは、理解できる英語でしてください。そうすることで時間も効果も最大限にすることができます。この作業をしっかりしてあげるとリスニング、リーディング能力の基礎ができあがります。そのうえでアウトプットの訓練をしてあげると飛躍的に伸びることができます。英語の伸びは日本語ののびとも強い相関関係がありますので、知識が伸びる小学校高学年以降でその作業をすることも悪くないタイミングです。
毎日何時間も英語環境にできる状況でない場合は、先ずはインプットに(ある程度)かたよって実施してあげたほうが良いと思います。一定量のインプットがあると自然にアウトプットできるようになります。
理解できる英語をインプットする?方法についてはまた次回以降触れていきます。
#小学生英語
#家庭学習
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