文法というと、こちら割と敬遠なさっている方も多いと思いますが、かといって全くやらなくて良いと考えている方もあまりいないと思います。
さて、私のスタンスですが英語学習のスタートとして、
小学校中学年位以上→やったほうが良い
それ以下→やらないほうが良い
ざっくりこんな考え方です。しかし線引きは個人の性格や理解の仕方、また英語学習に費やせる時間によってもだいぶ異なりますので、そこも踏まえて、以下なぜやったほうが良いのか、逆にやらない方が良いのかを理解いただいてから参考にしていただければと思います。
先ずやった方が良い理由からですが、”効率よく学習できる”これにつきます。
語学にはもちろんルールがあります、そのルールに基づいて文字を書き、音を発することで意思疎通が可能になります。
ごはんたべたらそとへあそびにいきたい!、小さなお子様でも、例えばこんな文章もすぐにつくれるようにはなりますがそれは、日本語に膨大な時間を触れていたからにほかなりません。ルールを覚えるには相当な時間が必要になります。テキストでこちらは勉強しているわけではないと思います。
対して、日本に住んでいる中学生が英語でこれをいきなり言えるようになるのに、文法の学習なしで実行しようとするとどうでしょうか。”I want to go out and play after the meal!" (だいぶ中学生には子供っぽい表現ですが)、の導入として”I want to go out and play" "after the meal" ぐらいに大きくわけて根気よくジャスチャー付きで話しかけていけば、いつかは理解してくれるかと思いますが、今度は”I”はなんなのか、”go out"はなんなのか、”after"はなんなのかの理解までさせるには、違ったシチュエーションを与えていかなければいけません。
そこで文法の登場です。I want to ~、after ~ というルールを導入してあげれば論理を理解できる年齢の学習者にはずいぶん楽に導入でき、ルールに基づいて言葉を入れ替えることで他の表現もできるようになります。
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