top of page

#16 2021.11.19 ライティング③

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 2021年11月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年1月13日

ライティングの③は“ルールを理解する”です。

英語ライティングの書き方にはルールがあるので、それを知る必要があります。もちろんライティングの目的、内容によって少し変わってきますが、英語社会における基本的な考え方として、①意見を先ず述べる②その根拠、理由を述べる、といった流れがあります。これはスピーキングにもあてはまります。そして日本語は逆の流れに沿って話したり、書いたりすることが多いです。


例えばですが、会社への欠席連絡として、日本語では①起きたら頭痛がする②薬を飲んでもあまり改善しない③今日は休みますといった流れが、英語では③、①、②といった流れになるといったところです。この流れをライティングにも適用する必要があります。


英検、TOEFL、IELTSどれもそうですが、あるテーマに沿ってライティングするにあたって、①自分の立場、意見の表明 ②そのための理由、根拠 ③結論 という流れを守る必要があります。①と③は言い換えに近くほぼ似た内容になります。この構造は英語圏の学校では小さいころから学ぶフォーマットです。論理的に自分の意見をストレートに説明するには確かに良い流れだと思います。


一見面倒に感じるかもしれませんが、一度慣れてしまえばこのフォーマットがあるおかげで、材料を当てはめてパズルを組み立てるようなライティングが可能になります。ライティングをしながら考えも整理できます。受験において難解だと思われがちな、自由英作文もこの考え方に基づいて分解していくことで取り組みやすくなります。


英検でいうと3級よりライティングがありますが、こちらからすでに上記のフォーマットに沿って書く必要があり、そこから1級に至るまで本質は変わりません。早い段階でこのフォーマットに慣れることで、ライティングだけでなく、英語圏の人々の考え方などにも触れることができると思います。

#英検

#ライティング

#英語学習

 
 
 

最新記事

すべて表示
2025.10.23 旅と英語 91 最高の席

ポカラは、時期のせいではありますが思い出すと雨ばかりでした。そのため宿やカフェなどゆっくり過ごす時間が多かったかと思います。もっともっとヒマラヤの山々を堪能したかったとも言えますが、それでも素晴らしい眺望を楽しみましたしアクシデントを交え出会いもありました。カトマンズもそうですが、ネパールはやはりインドとは違う空気感があります。ゆったり、まったりの国です。自分の中では。 インドにももちろんインド的

 
 
 
2025.10.16 旅と英語 90 サランコットで修行

ポカラに来てから随分とリラックスモードになってました。理由はやはり天気が悪かったことが大きいのですが、この日は久々に朝から天候が良く、それならばと観光にでかけます。 今回の目的地はサランコットとよばれる山というか丘で、そこに行くとヒマラヤの山々の眺望が楽しめます。アンナプルナ、マナスルなど自分も聞いたことがある山々です。ポカラというかネパールに行く人々の目的の一つとしてこちらは外せないかと思います

 
 
 
2025.10.9 旅と英語 89 トイレのお礼に

雨期のネパールなので、今日も朝から天気が悪く久々にごろごろと朝を過ごすことに。もともと本を読む方だったのですが、旅にでると日本語の本が貴重になるのでそれこそ普段は自分が読まない分野の本もついつい読んでしまいます。 雨が収まったところで、今回もポカラ観光再開です。今日はダムサイドへと足を延ばします。先ずはデイビィスフォールです。フォールは英語で滝という意味もあり、文字通り訳すとデイビィさんの滝となる

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2021 by はまだ英語スクール。Wix.com で作成されました。

bottom of page