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2022.7.15 中学生になったら⑤

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 2022年7月15日
  • 読了時間: 3分

①文法、語彙の理解 (1年~3年)

②まとまった量の文章の精読→音読 (4級合格後)

③発音記号の理解 (1年~)

④瞬間英作文 (3級合格後)

(⑤多読)


今回は④についてですが、こちらは記載通り基本的には3級合格相当の語彙、文法理解があったうえで実施したいです。


先ず実施理由ですが、これはシンプルに英語をつくる能力を鍛えるためです。すなわちアウトプット→ライティング能力、スピーキング能力につながります。通常一般的な日本人英語学習者はこの点が足りていないので知識があるのにしゃべれない、言っていることはわかるのにいいたいことが言えないといった状況になりがちです。


実施方法は簡単です。


●日本語の単文➡英語にする 


だけです。これは本屋さんでもアプリでもいいのですが瞬間英作文のテキストを買って練習するのみです。一応選ぶポイントだけ言いますと。(あくまでも中学生学習者=英語初級者むけです)


①文法事項別に順序だてて練習できる

②場面別でない

③音源がある


といったところがスタートとしてはいいと思います。


①は先ず何かというと、例えば


わたしはケンです。➡ I'm Ken.

彼女はエマではありません。➡ She's not Emma.

彼女のお父さんは医者です。➡ Her father is a doctor.

彼のお母さんは先生ですか?➡ Is his mother a teacher?


上記では 否定文、疑問文など含みますが、文法事項としては be動詞を使うということ前提があることでスムーズに学習できます。初級者向けはだいたいそうなっていますが、この方がやはり学習がしやすいです。


ちなみに文法事項がバラバラにでてくるテキストもありますがそれはあえて練習用にそうなっています。それはしかしながら上記の初級者用をしっかり終えてからです。


注意点としては、”瞬間” 英作文ですので、スピードが命です。考えることは無しです。もちろん最初はしょうがないのですが瞬間的にでないとライティングでは大丈夫ですが、スピーキングでは使えません。ですのであちこち手を出さずに一つの本をしっかりとやりこんでください。


また誤解いただきたくないのですが、本来の会話ではもちろんあれこれ考えながら話すことももちろんあると思います、ただそれは She's not Emma. のような文章ではありません。瞬間英作文で身に着けたいのは英文の中身でなく、骨組みの部分ですのでこれを構築できるようにしたいのです。


そこにより難解な専門用語や自分の考えを肉付けするにあたっては時間がかかることももちろんあると思います。ネイティブさんだってしかりです。


またコツを一つ申し上げますと、日本人は特に最初に完璧な文章を作ろうとする傾向があります。Is his mother a teacher? を頭の中にしっかり作ってから話すような状態です。


そうではなくて、先ずは出だし(主語と動詞)を出せるように注意してください。特に日本語では主語が省略されることもあるのでそのあたり慣れが必要ですが、先ず出だしだけでれば後はゆっくりでもつまっても会話的なリズムは悪くないはずです。


Is his mother ,,,, a teacher? だったり、もっといえば Is ,,,, his mother a teacher?

でも先ずはいいわけです。経験上ここがすらっとでてくると後は出やすいです。


 
 
 

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