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2025.12.24 旅と英語 96 デリーの暗闇

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 13 分前
  • 読了時間: 3分

ゴーラクプルからデリーへの寝台列車、少し心配でしたがしっかり寝れました。それまでの疲れもあったかもしれません。程よい列車の揺れがここちよかったですし、安全面に関しても周りの客となんだかんだコミュニケーションを図ることであまり緊張感も持たなかったことも良かったかと思います。


バスの車窓とは異なり、ひたすらのどかな景色が続きます。しばらくは楽しんでいましたが徐々に飽きてきました(笑)。特にやることが無いので、後は人間ウォッチングです。向かいの席の自称ドクターはとなりの女の子たちにちょっかいを出し始めます。その奥さん?だと思うのですがアジア系の女性が子供たちの行儀の悪さをしかります。まだまだ英語力としては乏しいこととプラス、年齢層的に離れているためそれこそ話題が分からず会話がそこまで無いまま電車にひたすら揺られます。


特に問題があったようには感じませんでしたが、デリー到着は随分遅れ20時ほどとなっていました。もちろん辺りは真っ暗です。ここで一つ焦った出来事がありました。私のバックパックは安全を考えて座席にチェーンロックで括り付けていたのですが。列車の到着とともになんと車内の電気がほぼ消えてしまいました。と、なにが問題かというとチェーンロックは数字をあわせるタイプのもので、その数字が暗闇の中でほぼ見えないのです。


道中をともにした皆さんはもちろん慣れたように列車が到着する前には降車の準備をしっかりして備えていました。なので私がカギを解除しようと悪戦苦闘する中どんどんと客が降りていき、しまいには同じ客車には私だけとなりました。その後何とか体制を変えたり、バックパックの位置を変えたりしながらなんとか数字を読み取ろうと頑張った結果プラットホームの街灯のわずかな明かりにより何とか読み取りに成功し、ロックをとることができました。。。なんてことは無いのですが以外と焦りました。その後の教訓としたことは言うまでもありません。


ニューデリー駅はもちろん立派なのですが、首都の駅としては割と小規模です。改札を出てすぐに安宿街、メインバザールへ向かいます。とても近いです。ゴーラクプルはもちろん、バラナシともカルカッタとも違う喧騒があります。今回は疲れていたのでかなり適当に宿をとり、日本人に有名なゴールデンカフェで夕食をとります。予想通り日本人が多く旅の話をすることができました。同じようにカルカッタ方面から来たもの、逆にパキスタンからインドに来たもの、インド南部を周って帰ってきたのものなど様々です。インドは特に旅慣れた方が多いので貴重な話がたくさん聞けます。さて、デリーでは何が起こるかです。

 
 
 

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