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2025.10.16 旅と英語 90 サランコットで修行

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 10月16日
  • 読了時間: 3分

ポカラに来てから随分とリラックスモードになってました。理由はやはり天気が悪かったことが大きいのですが、この日は久々に朝から天候が良く、それならばと観光にでかけます。


今回の目的地はサランコットとよばれる山というか丘で、そこに行くとヒマラヤの山々の眺望が楽しめます。アンナプルナ、マナスルなど自分も聞いたことがある山々です。ポカラというかネパールに行く人々の目的の一つとしてこちらは外せないかと思います。サランコットまでプチトレッキングができるのでそちらも魅力です。


自分は比較的歩くのが好きな方です。特にバックパッカーにとってそこはある程度必須事項になるというか、そのほうが旅を楽しめる可能性が高まると思うのですが、今回はなかなかにハードでした。先ずは丘まで2時間半から3時間の道中ですが、サランコットの丘は1592mの位置にあるので、(ポカラは822mです)もちろん登っていく必要があります。ちなみに比べる意味が全くないかもしれませんが、高尾山は600mほどですので、そんなノリだったのですが、道中は整備されたトレッキングコースというよりは、かなりローカル色の強い道でした。地元の方がバンバン使っていて、しかし狭いのです。また石段が結構あり、もも筋をやられます。狭い箇所もいくつかあるのですが、地元の方はフルーツなど大きな荷物を持ってどんどん登ってくるのでその度に脇によって通してあげるようにするのですが、めちゃめちゃ抜かれました。それもおばちゃんや子供たちにです。


ヤギや牛などもうろうろしていてなかなかにカオスな状況の中登り続け、何とか眺望ポイントに到達できました。が、予想はしていましたが雲が多くベストな状況からは程遠い眺望でした。しかしそれでも絶景には違いありません。雲とところどころ見える山、また苦労してきた道中もスパイスとなりやはり来て良かったと充分に感じさせてくれました。ちなみにそこではスペイン人のグループに写真を頼まれ撮ってあげた代わりに自分も写真を撮ってもらったのですが、後々のミスでこのあたりのフィルムが現像できてない、苦い思い出もある場所です。


カフェ的なところでスプライトを飲み、下山です。この下りがまた、中々にしんどかったです。通常のトレッキングですとなだらかな、山道をつづらおりに降りていくイメージですが、先ほど言った通り石段などが多いので、そこで筋肉をやられます(笑)。足がガクガクになりながら、なんとか帰ってきました。筋肉痛確定コースです。こちらをおそらく毎日のように上り下りしている地元民の方々は心配機能も含めてそりぁ鍛えられるだろうと納得します。


ポカラ滞在中に少し仲良くなったというか、しょっちゅうあった少年がいてその子は実は片足だったりしました。中々にフレンドリーで、会話はやはり英語です。もちろん観光客が重要な意味を持つネパールですので、当然といえば当然ですが英語の浸透度はやはり日本とは雲泥の差です。夜は伊丹十三、はるかなる巨神、夢枕獏などを読みつつ、就寝です。良く寝れたと思います。









 
 
 

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