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2025.11.20 旅と英語 94 停電と夜景 

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 12 分前
  • 読了時間: 3分

飲んだ薬が少し効いたのか、ちょっと復活したのでアグラへ何とか出発しようと駅へ向かったのですが、何と列車はキャンセルになったとのこと詳細わからなかったものの、アグラーに向かうことをいったんやめてデリーに向かうことにしました。切符の払い戻しのおばちゃんは珍しいことに(失礼)感じの良い対応でした。デリーはアグラーへのアクセスは良いようなのでもちろんタージマハールはそちらから行く予定です。デリーはデリーで、もちろん言わずとしれた大インドの首都なのでそちらへ向かうことへもワクワクです。


しかたなく泊まっていたエローラホテルに戻ります。ただこちらでまたトラブル、部屋の交渉がうまくいかず頭にきた私は他のホテルへ行くことに。。。拠点の町なので駅前にはホテルはたくさんあります。このあたりインドに帰ってきてから怒りっぽくなっているようで、我ながら翻ってみると反省ですが、ネパール帰りの反動があるかもしれません(笑)。インドのノリに再度慣れる必要がありそうです。


移った先の宿は大きなベッドがあり、さらに大きなバルコニーもありました。誤解なく言えばもちろん高いホテルではありません。カルカッタやバラナシと比べると、シングルの部屋でも値段はそれなりになります。そこから通りを見下ろすことができなかなか印象に残る宿でした。体調はまだ100%とは言えなかったので、アグラー行きのキャンセルは逆にラッキーだったかもしれません。洗濯をして、薬をのんでゆっくりすることにします。出発を翌日ではなく、明後日に設定しました。体調を戻すことが第一です。


体調を戻すには睡眠とあとは食べることが大事だと思いますが、幸い食欲はあったので朝はバナナとケーキ(?)を食べ飢えをしのぎ、宿の側には美味しい食堂があり、こちらのベジカレーはなかなかでした。インドは確かにカレーばっかりなのですが、それでも同じカレーはありません。日本のカレーとはやはり違うのですが、日本人は皆大体好きな味と具材なのではと思います。ゴーラクプルの街はいわゆるメジャーな観光地ではないのですが、その意味でもいわゆるインドのローカルタウンを味わうことができたのは病気のおかげかもしれません。


インドらしさの体験としての極めつけは停電の多さでした。一日に複数回あります。大きなバルコニーがある位の開放的な部屋だったので、電気が停まって大きなファンが停まってもそこまで暑くはありません、その度にシンプルに復旧を待ちます。停電は基本的に限定的な箇所(建物?)で起きるようなので、夜に起こっても近所の建物は明かりがついています。


バルコニーからボケっーとその明かりを見つめながら、ついこの間までは信じられないような環境、つまりは、インドの街で、一人で、汚い、もとい豪華では無い部屋で、体調がすぐれない中、停電復旧を待つ、、という状況にいることに気づき、強くなった自分を感じました(笑)。

 
 
 

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