top of page

2025.2.5 旅と英語 51 明日はどっちだ

  • 執筆者の写真: 濱田 実
    濱田 実
  • 2月6日
  • 読了時間: 2分

タイと言えばというといろんなイメージが人によってあるかと思います。例えば料理であったり、お寺であったり、綺麗なビーチであったりするかと思いますが、人によっては出てくるのがやはりキックボクシングではないでしょうか。一説には最強とも言われるムエタイを是非一度は見てみたいと考えていましたが、実現していませんでした。


市内の割と中心部にラチャダムヌンスタジアムというボクシングスタジアムがあり、インドにもうすぐ旅立つ前に、ということで観戦しに行くこととなりました。


1941年につくられたというスタジアムに入ると、何十年という間人々の熱気を包んできた会場です。やはり緊張感が感じられます。自分は地元のおじさんたちに紛れて立ち見席にいくことにしました。一日に数試合行われるのですが、観客は都度大興奮で大きな声援を送ります。タイ語がわからいのでどのような声援(罵声?)を浴びせているのかは定かではありませんが、興奮するのにも理由があります。実のところ試合は賭けの対象となっています。熱気に満ちているのはリング上だけでは無いわけです。一つのパンチ、キック、にひょっとしたら立見席のおじさんたちの明日がかかっているのかもしれません、必死な掛け声が飛びます。


同時に驚いたこととしては選手の若さです。一番若いクラスだと、10代前半(ひょっとしたらもっと若いかも)位の選手が防具無しで殴り合っているのです。このあたりはやはり非難の声も少なくないようですが、タイの貧困層の現状に一因はありそうです。家族をささえるために子供たちが戦っていたりするようです。


などなど、複雑な思いになることもありましたが、やはり後半のメインイベントっぽい筋骨たくましい大人同士の試合はやはり見ごたえがありました。自分はスポーツが好きなので、いろんなスポーツを現地観戦したのですが、スポーツ好きでなくても現地観戦はその土地の文化や生活に触れられるという点でおすすめです。英語圏であると、swear word (ののしり語)をたくさん学べることと思います。イギリス、オーストラリア、アメリカ、どこでもひどかったです(笑)。。。


 
 
 

最新記事

すべて表示
2025.10.23 旅と英語 91 最高の席

ポカラは、時期のせいではありますが思い出すと雨ばかりでした。そのため宿やカフェなどゆっくり過ごす時間が多かったかと思います。もっともっとヒマラヤの山々を堪能したかったとも言えますが、それでも素晴らしい眺望を楽しみましたしアクシデントを交え出会いもありました。カトマンズもそうですが、ネパールはやはりインドとは違う空気感があります。ゆったり、まったりの国です。自分の中では。 インドにももちろんインド的

 
 
 
2025.10.16 旅と英語 90 サランコットで修行

ポカラに来てから随分とリラックスモードになってました。理由はやはり天気が悪かったことが大きいのですが、この日は久々に朝から天候が良く、それならばと観光にでかけます。 今回の目的地はサランコットとよばれる山というか丘で、そこに行くとヒマラヤの山々の眺望が楽しめます。アンナプルナ、マナスルなど自分も聞いたことがある山々です。ポカラというかネパールに行く人々の目的の一つとしてこちらは外せないかと思います

 
 
 
2025.10.9 旅と英語 89 トイレのお礼に

雨期のネパールなので、今日も朝から天気が悪く久々にごろごろと朝を過ごすことに。もともと本を読む方だったのですが、旅にでると日本語の本が貴重になるのでそれこそ普段は自分が読まない分野の本もついつい読んでしまいます。 雨が収まったところで、今回もポカラ観光再開です。今日はダムサイドへと足を延ばします。先ずはデイビィスフォールです。フォールは英語で滝という意味もあり、文字通り訳すとデイビィさんの滝となる

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2021 by はまだ英語スクール。Wix.com で作成されました。

bottom of page