2026.5.11 旅と英語 106 国境を超えて
- 濱田 実
- 10 時間前
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いよいよインドを発ちます。次は大使館で注意勧告を受けたパキスタンです。インドとパキスタンの関係性について多くの日本人はよくわかっていないと思いますし、自分もちょびっとかじっただけですがそれでも宗教的な違いによって袂を分かれた国と人々と、端的には表現できると思います。緊張は互いの核開発を筆頭に、領土に関する紛争は現在進行形です。
そんな感じで今回のパキスタン入国はインド出国の達成感をそこそこに、緊張感をもってのものになりました。朝チャイ屋でパンもいただき、ずいぶんとくたびれたバスで先ずはアタリ言う国境の街へ向かいます。そこから今度はリクシャーに乗り換えボーダーへと到着しました。インド出国なのでルピーが不要となります。先ずはコーラとビスケットを買い現金を減らした後、そこを待ってましたとやってきたインド人の群れにかこまれ(笑)、あまり良くないレートでパキスタンルピーへとチェンジしてしまいました。もちろん見越して少額の両替ではありましたが、インドに入ってから、せこさが増した私はそれでも不満一杯でしたが。
時間的には少し早かったようでイミグレーションが開くのを待ちます。緊張感を和らげてくれたのはそこで出会った日本人2人です。一人はもともと中国からパキスタンに入りインドに来ていた人。もう一人はバラナシでタブラー(太鼓ですね)を習っていたという女性です。
入国審査官、というとパリッとした制服に整えた身なり、厳しいながらきびきびとした対応というイメージを持つかと思いますが、そこはインドです(本当にすみません)大分ラフななれなれしいおっちゃんの対応となりました。私は荷物もほぼ着替えだけという状態なのでそこまで絡まれなかったのですが、同行の日本人たちは荷物の中身を詳細に尋ねられていて、何かと難癖をつけてきます。ここを毅然な態度で切り抜けられれば良いのですが、何せ”国境”の機関です。もちろん無事に超えたいのでトラブルを避けるためにと考えると意外と面倒です。
ストレスフルでしたが、何とか3人とも無事パキスタン入国です。先ずは国境の街ラホールへと入ります。国境を超える時に面白いのは一気に街の雰囲気が変わることです。例えばシンガポールからマレーシア、カンボジアからベトナムなど陸路で通ると良く分かりますが、道路状況が先ず変わり、建物もやはり変わってきます。今回私が感じたことが”パキスタンの建物は綺麗だな”でした。これは個人的な感想なので勘弁してほしいのですが、インドの建物と比べてこざっぱり感がありました。その意見について、中国から抜けて来た日本人の方いわく、そんなことは無い(笑)そうです。補足すると、その方は今回インドをあまり見ていないので、インドとの比較無しでパキスタンの街並みを見た時には”すごく綺麗”では、無いようです。このあたりの相対的な印象論はとても強く記憶に残っています。長々と両国をディスる結果となり本当にすみません(笑)。
ラホールで昼食を一緒にとります。ラホールも大きな街なのですが、なぜか泥棒宿が多いので滞在をあまり進めないという話をひたすら聴いたので、みどころもそれなりにあるのですが、このまま一気に北部の中心の街ラワールピンディーに向かうこととします。乗り換えたバスは何とエアコン付きです。そして道路状況がとても良いです。これは久々のカルチャーショックでした。居眠りも快適でした。パキスタンすごい。
ラホールからラワールピンディーまでは実は400キロ弱ありますが、今回この快適な道路のおかげで全然苦行ではありませんでした。それでも到着時には夜の20時となっており、バスターミナルからタクシーで市街へ向かい、有名な安宿ポピュラーインへ向かいますが、満室の為、近所の宿に泊まることとします。ここで食べたパキスタンのうどん、ダウドが疲れと空腹もあったと思いますが非常に美味でした。ついにやってきましたパキスタンです。ここでも苦難は続きます。

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