2025.10.9 旅と英語 89 トイレのお礼に
- 濱田 実
- 10月14日
- 読了時間: 2分
更新日:10月16日
雨期のネパールなので、今日も朝から天気が悪く久々にごろごろと朝を過ごすことに。もともと本を読む方だったのですが、旅にでると日本語の本が貴重になるのでそれこそ普段は自分が読まない分野の本もついつい読んでしまいます。
雨が収まったところで、今回もポカラ観光再開です。今日はダムサイドへと足を延ばします。先ずはデイビィスフォールです。フォールは英語で滝という意味もあり、文字通り訳すとデイビィさんの滝となるのですが、なぜかというと昔々スイス人のデイビィさんがこちらで川に流されたとか、なんとかです。なかなかの迫力はあります。
続いて訪れたのがチベット人の難民キャンプでした。名前そのままにチベットから逃れてきた人々を迎えいれている土地で、お土産などを買えるようになっていました。チベット村とも言われ随分と昔からあるようです。雰囲気はネパールと少しことなりチベットの文化に触れられます。こちらで値段交渉をしつつかばんの飾りを買いました。お店のお姉ちゃんたちはなかなかしたたかで、交渉がここでも必要でした(笑)。
その後街にもどりジャーマンベーカリーでお昼を食べました。日本ぽいパン屋さんでなかなかに美味です。そこには旅行人という日本人バックパッカー用の雑誌もあり閲覧できました。その後ですが、いきなり腹痛に襲われます。すでに大分恥知らずになっている私は恥も外聞もなく、ちょっと外見が良いトラベルエージェントにかけこみトイレを借りました。幸いとても親切に対応いただき、すっきりしたあとにはお水までもらいました。インド、ネパールに入ってからひと月近くが経ち、それなりに食事にも慣れて強くなっていたかと思いましたが、やはり油断は禁物のようです。ペットボトルのお水は注意喚起かと思います。
この後復活した私は、何があったのかを忘れたかのようにチベットの山々を見渡せる食堂で、モモ(餃子のようなもの)とチョーメン(焼きそばのようなもの)をいただきます。隣のテーブルには日本人のおじさんたちもいました。ちなみにこの食事がとても美味しかったことを今でもよく覚えているのですが、それがネパールの眺望のせいなのかさだかではありません。値段はもちろん安いです。ただネパールで一番印象に残った食事の一つでした。
ちなみにですが、あとでトイレを借りた旅行会社でバスのチケットを買わせていただきました。皆さんも困った旅行者にはトイレを貸してあげるとビジネスにつながるかもしれません。
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